ミモリノブログ

アラフォーひとり暮らしの好きなものごと

【生きて輝く】ゴールデンカムイ(漫画)を好きでたまらない理由について考えた

『ゴールデンカムイ』(野田サトル著、集英社)の最新26巻が発売されました。(2021年6月現在)

 

 
ここ3年くらい、ずっと沼です。
 
現在連載中の週刊ヤングジャンプでは、物語も佳境の佳境に入ってきていて、楽しみ半分、終わってしまう寂しさ半分で、毎週ひやひやどきどきしています。
 
 
もともと存在は知っていて、漫画もちょこちょこ読んでいたんだけど、アニメ化されるタイミングで、もう一度最初から読みはじめたのが2018年2月。
頭のてっぺんまで一気に沼にハマってしまいました。
 
え、この沼ふかい。足もつかないし、陸に上がることもできん。
え。おもしろすぎん? シンプルにただただおもしろすぎん?
 
 
 
なんでこんなに好きなのか、理由をきちんと考えたことがなかったので、自分の中での明文化を試みました。
 
 
 
 
※以下、ストーリーの内容に触れています。重要なネタバレはしていないつもりですが、絶対に情報を入れたくない、という方はご注意くださいませ。
 
 
 
 
 
 

  

 

 

作品紹介

 
明治時代の北海道を舞台に、囚人たちの刺青の暗号に示された金塊の在り処を探すという心躍る展開、魅力的なキャラクター、アイヌ文化へのいざない、自然の美しさと脅威、新選組の生き残りの活躍、狩猟、戦争、北の大地の絶品グルメ、次々に現れる色とりどりの変態達、突き抜けたギャグ、老若取りそろえた漢達のステキな筋肉。(最後のは私の趣味だけど)
 
 
 
要素をひとつひとつあげていたらキリがないくらい、いろんな切り口から魅力を語ることのできる作品・ゴールデンカムイ。
作者の野田サトル先生ににこよなく愛されている、スーパーセクシーなマタギも登場します。
 
 
(楽天リンク)
谷垣源次郎。かわいいね。
 
 
 
出てくるアイヌ料理がおいしそうで、アイヌ料理が食べられるお店に行ってみたり(ちゃんと「ヒンナヒンナ」って言ったよ)、
アイヌ文化の本を読んだり、ヒグマや日露戦争について調べたりと、
知識欲もおおいに刺激されました。
(ヒグマは怖い、ほんとに怖い、ぜったいに遭遇したくない)
 
 
 

残酷描写が平気な理由

 
 
金塊を巡って争い合うお話なので、殺したり殺されたりと、なかなかに血なまぐさいです。
もしかしたら、苦手な人は苦手かもしれません。
 
私もグロとか痛い描写がけっこう苦手なほうなので、面白そうだけど読めない・・・という漫画もあったりするのだけど、
このゴールデンカムイはそういった描写がかなり出てくるにもかかわらず、不思議と拒否反応が出ずに読めています。
 
時々「ヒッ」となることもありますけどね・・・
 
 
絵が本当にうまいので(単に綺麗ということではなく、漫画としての魅せ方の上手さ)、そちらに気を取られてあまり気にならないのかもしれない。
また、登場するアイヌの少女・アシリパさん(※「リ」は正しくは小文字表記)が狩りをおこなう描写がたくさん出てくるからなのかもしれないと、個人的には思っています。
 
人間は動物を狩って食べるけれども、逆に動物に襲われて命を落とすこともある。
物語の冒頭、ヒグマに襲われた主人公の杉元佐一を助けたアシリパさんが言うセリフ、
 
「弱い奴は食われる」
『ゴールデンカムイ』コミックス1巻より引用
 
 
にあるように、善も悪もなく、弱肉強食という自然の摂理にしたがって生きているのは、動物もニンゲンも同じなのだな、ということを、この漫画を読んでいると感じます。
 
だから、なんていうか、サバンナでの野生動物たちの弱肉強食を撮影したドキュメンタリーを見てるときの感覚にちょっと近いのかもしれない(笑)。
 
 
 
かといって、感情を揺さぶられないかといったらまったくそんなことはなくて。
 
本当に1話18ページなのか? と思うくらい、見事に構成されたジェットコースターのようなストーリー展開に、毎週驚かされ泣かされ、時には天を仰ぎ、眠れなくなる日々を送ってます。
重要なキャラクターの死や、初めて語られる過去、見えている部分だけではない人の心の奥深さが描写されるたび、もう涙腺がビッシャビシャになります。
 
アプリは木曜0時に更新されるから、寝る前に読んでしまうとギンギンに目が冴えるので、だいぶヤバい(笑)。
最近はぐっと我慢して、翌朝に読むようにしています。
 
 

ゴールデントリオ、ずっと一緒にいて

 
 
また、私は杉元・アシリパさん・白石の3人組(ゴールデントリオと呼ばれている)が本当に大好きで。
 
(楽天リンク)
前列にいる3人だよー
 
 
14巻以降、彼らが離ればなれになっているあいだは、早く再会してほしくて心が千々にみだれるばかりだったし、
部屋で一人ボーッとしているとき、時おり
「早く再会してほしい・・・」
「ずっと一緒にいてほしい・・・」
とつぶやいて涙していた程度には、狂わされている。(みんな俺と同じはずだ・・・)
 
 
この3人については、またいつか別記事で書けたらいいな。 
 
 
 

野間を好きな理由

 
 
コミックス2巻に登場して、すぐに退場する「野間」というキャラクターがいます。
 

ゴールデンカムイ|ヤンジャン!|週刊ヤングジャンプの公式マンガアプリ

※漫画のコマを載せていいかわからないので画像はありません。ごめんね。

↑ヤンジャンアプリで無料(※2021年6月現在)で読める、8話~10話あたりに野間が出てきます。

 
 
すぐに死んでしまうし、そこまで主要なキャラではないのですが、私は野間のことがすっごい好きで。
かっこよくないですか、野間。誰か野間について私と語りあってくださいませんか。
たぶん全キャラクターの中で3番目くらいに好き。(ちなみに1番は杉元佐一(主人公)、2番は二瓶鉄造。最初からずっとそう)
 

なぜなら、冬眠中の凶暴なヒグマに襲われたとき、すでに腹を裂かれて内臓が飛び出しているのにもかかわらずヒグマに反撃し、最期まで気概を失わなかった姿がめちゃくちゃかっこよかったからです。

(あとは単純に顔も好き。坊主が似合う。野球部にいそう)

 

回想シーンでちらっと再登場するだけでもうれしいです。

 



尾形百之助に堕ちた理由

 

 

(楽天リンク)
尾形百之助。この表紙はやばいぜ

 

 

 

それから、2018年(もうそんな昔なのか・・・)に行われた人気投票では2位にランクインしていたくらい、大人気キャラクターの尾形。

 

ゴールデンカムイ公式サイト│GKA総選挙結果発表

 


尾形百之助のことはずっと、

「何考えてるのかわからん」

「君が○○を撃ったおかげでアシリパさんが悲しんだじゃないか」

「人気キャラなのはわかるが私はそんな簡単に堕ちたりしないからな・・・」 

 

と、変に謎の反発心を持っていたのですが(なんでや)

 

20巻まで来たときにいきなり堕ちました。

毒矢を受け、狙撃手の要である右目を失い、また命をも失いかけているかに思えた尾形のその後の見事な脱走劇が、あまりにも元気で、あまりにも生きる意欲に充ち充ちていたからです。

 

今まで「こいつは信用できん」「簡単に好きになってたまるか」だったのが、「もう無理、私の負けだ!好き!!!」と一気に転んでしまうくらい、良いシーンでした。

 

うん・・・。尾形めっちゃ元気。ケガ人なのに、治るまで寝てたらいいのに大暴れしてる。

でも実際、杉元が、ケガで死ぬ前に尾形を自らの手で殺そうとしていたようだから、ここで逃げるのは尾形にとって正解だったわけだ。

好き!

 

 

最新26巻でも、隻眼というハンデがありながらさらに技術を磨き、ついに狙撃手として「完成」した尾形が描かれます。

やばいくらいにかっこいいですね。

 

いつになるのか、物語の中で描かれるのかは今の時点ではわからないけれど、その生命の最後の一滴まで、生ききってほしいと思います。  

 

 


ゴールデンカムイを好きな理由

 

 

尾形のことを突然に急激に好きになったときに、そういえば、と気づきました。

この作品に出てくる人物、みんなそうだよなぁって。

 

上に書いた野間も。銃で頭を撃ち抜かれても死なずに助かった杉元佐一も。どんな状況からでも脱獄してみせる白石由竹も。何でも獲ってモリモリ食べるアシㇼパさんも。 他にもいっぱい。

窮地に陥っても活路を見つける判断力や度胸、生き抜くための知識と経験があり、みんな自分で自分の面倒を見ることができている。

 

ゴールデンカムイ公式サイトのトップページにある「生きて輝け」というキャッチコピーが語っているように、

圧倒的に生きる力が強いし、その魂が輝いている。

 

 

思い返せば、ゴールデンカムイ沼にハマった2018年2月ごろは、ちょうど仕事の問題でモメまくっていて、非常にストレスフルな毎日でした。

ゴールデンカムイのコミックスをくり返しくり返し毎日読むことで、私は日々をがんばる活力を得ようとしていたのかもしれん。

 

生きることに貪欲なキャラ達を見ていると、元気になる。

私もきっとそういう人間になりたいのだなぁ。

 

 

もちろんそれだけが好きな理由ではなくて、絵が上手すぎるとか、ストーリー構成がすごくて鳥肌たつとか、ギャグセンが大好きとか、アシリパさんがかわいくて強くて凛々しくて美しいとか、杉元がものすごいタイプで男性として好きとか、(様子のおかしい)下ネタとか、いろいろ言いたいことはあるんです。

 

でも、私がゴールデンカムイという作品に、こんなにも惹かれてこんなにも夢中になる一番の理由は、きっとそこです。

 

 

 

アニメもいいぞ

 

 

アニメ版は、現在第三期まで制作されています。

 

一期と二期はアマプラとネットフリックスで見られるよ~!(2021年6月現在)

Amazon.co.jp: ゴールデンカムイを観る | Prime Video

ゴールデンカムイ Netflix

 

 

私はどちらかというと、アニメより原作派です。

でもアニメでは、主人公の杉元佐一役を、小林親弘さんというとっても素敵な役者さんが演じておられます。

 

www.enkikaku.jp

 

杉元役で小林さんの存在を初めて知って、それからファンになりました。

本当に演技が上手だし、声がかっこいいし、おまけに人柄も良くて、まるで杉元みたい(?)に魅力的な方です。

またラジオやってほしいな。でっかい笑い声をききたい。

 

ちなみに、大人気作品『BEASTARS』でも、主人公の狼・レゴシ役を演じておられますね。

BEASTARSも大好きな漫画で、読みながらレゴシに恋していたので、キャストが発表されたときは「わたしのためのキャスティングじゃ~~ん!!」と(勝手に)大盛り上がりしてました。

 

また、白石のことはアニメを見てからから大好きになりました。アニメの白石(伊藤健太郎さん)、すっごくいいんだよ~。

他にも二瓶(大塚明夫さん)とか鶴見中尉(大塚芳忠さん)とか尾形(津田健次郎さん)とか、

本当にはまり役な方ばかりのアニメでした。

 

四期もいつまでも待ってます。

 

 

 

kamuy-anime.com

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

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我が家にいる唯一のぬい達です。

 

 

www.animate-onlineshop.jp

 

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ゴールデントリオ、一生いっしょにいて・・・。

 

 

 

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私が勝手に「杉元カラー」だと思って愛用している眼鏡拭きです。

わかってもらえるとうれしい(笑)

 

 

 


ここまで読んでくださって、ありがとうございました!