Amazonの電子書籍を読むことのできる端末「Kindle Paperwhite」を、昨年末に購入しました。
買ってよかった!とめちゃくちゃ思っています。
今回は、購入した経緯や、実際に使ってみた感想についてまとめました。
経緯
長らく、「本は紙で読まないと嫌だッ」派だったのですが、
- 以前よりも狭い部屋に引っ越した
- 引っ越しするとき、本ってすごい重いから大変。もっと身軽になりたい
- もう、新しい本を買っても収納するスペースがない・・・
等々の事情により、ついに電子書籍を導入する決心をしたのが昨年です。
でも、スマホで読むのは画面が小さすぎるし、ノートPCは持ち運べなくて不便。
なので、Kindle端末を買ってみようと決めました。
選んだ
Kindle電子書籍リーダーには
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
の3種類があるようなのですが、購入者レビューを探したり、既に使っている身内に訊いたり、いろいろとリサーチした結果、
- 紙のような読み心地
- フロントライト方式で目にやさしい
といううたい文句に惹かれ、Kindle Paperwhiteを選ぶことにしました。
そのPaperwhiteにもいろいろとスペックがあるらしく、またもや購入レビューを読みあさり。
迷った結果、
- 32GB
- 広告付き
- Wi-Fiのみ
のバージョンを購入することにしました。
8GB と 32GB
書籍をダウンロードするだけなら8GBでも充分だそうなのですが、漫画だとすぐにデータがいっぱいになってしまうらしいので。
漫画を読みまくる予定だった私は、32GBのほうを選びました。
広告付き と 広告なし
広告なしのほうが、値段が高くなります。
ただ、買った方のレビューを見ると、「広告が付いていても特に不快ではない」とのことだったので、安価な広告付きのほうを選びました。
実際に使ってみると、書籍に関する広告しか表示されないので、私も特に不都合は感じませんでした。
Wi-Fi と Wi-Fi+無料4G
こちらも、4Gが付いているバージョンのほうが、値段が高いです。
ネット回線を使うのはデータをダウンロードする時だけだし、読むときはオフラインでも大丈夫なので、
自宅のWi-Fiだけで事足りるかなぁと思い、Wi-Fiのみを選びました。
また、「買いたい」と思ったのがAmazonのセール時期でも何でもなかったので、
お買い物マラソン&ポイント5倍デーをねらって、楽天で購入しました。
ほんとは、Amazonのプライムデーなんかを狙ったら一番安く買えるんだろうなと思います。
届いた
さて、実物が届いて。
まだ開封していないパッケージの段階で、「えっ? こんなに薄くて軽いの!?」とびっくりしました。
※ 比較画像
文庫本より、ひとまわり大きいサイズです。
厚みでいうと、文庫本とくらべてもKindleはかなり薄いです。
↑ 裏側。微妙にななめになってるのが気になる方、ごめんなさい
手で持ってみても、すっごく軽い。片手で簡単に操れます。
専用のカバーなども売られていますが、せっかくこんなにコンパクトなのに、わざわざ厚みを増やすのはいやだなと思って、このまま使っています。(※自己責任で)
今のところ傷もついたりしていないし、問題なく使えています。
使った
実際に使ってみた感想を、良い面と悪い面、両方あげてみます。
読み心地
気になっていた「読み心地」についてですが、
紙とまったく一緒というわけではないものの、目が疲れにくいのは確かです。
直射日光の下でも、暗がりの中でも、どちらでも読めるのがすごくありがたいです。
たくさんの書籍を1つの端末でまとめて持ち歩ける
- 何冊もの本を並行して読んでいく
- 長時間の移動などで、途中で読み終わってしまったときのために2冊目を持っていく
といったことが、Kindle端末だと簡単に実現可能です。
漫画10冊分を移動中に全巻読破、なんてこともできるので、読書家にとっては夢のような状況。
本を置くスペースが不要
ほんとに、シンプルに助かります。
セールや無料期間などで安く買うことができる
電子書籍のうれしいところは、セールで安くなったり、無料で読めたりする期間があるところですね。
時期によって対象書籍が変わるので、定期的にチェックしています。
白黒でしか読めない
Kindle端末のデメリットとしては、カラー表示ができない点があります。
※PCやスマホではカラーで読めます
コミックスの表紙なども白黒表示になってしまうので、そこはちょっと残念。
速度が若干じれったい
スマホやタブレットの操作に慣れていると、画面の表示速度がちょっとじれったく感じるかもしれません。
とはいえ、個人的には許容できる範囲です。
やっぱり紙の本は特別
電子書籍生活をしばらく続けていたところ、すっごく久しぶりに図書館へ行く機会がありました。
書架を埋め尽くす本の海を見て、「本だーーーーー!!!」とテンションが上がってしまった私は、勢いのまま、数冊を借りて帰りました。
帰り道、カバンの中を圧迫する、本の重みが幸せでした。
どんなに不便であろうと、紙の本の放つ存在感には、電子書籍に超えられない何かがあるのも確かです。
装丁込みで好きな本、というのもあるし。
まとめ
- 電子書籍は便利
- kindle Paperwhiteは薄くて軽くて使い勝手ばつぐん
- でも、紙の本はやっぱり最高
それぞれの用途によって使い分けていくのがいちばんいいな、という結論になりました。
紙媒体は絶版になっているような漫画も、電子だと読めるのは本当にありがたいことだと思います。
高校生の頃から大好きな望月花梨先生の作品も、今から人におすすめしたとしても、電子で買って読んでもらうことができるのだからすばらしい。
オマケ・Kindleで読んで面白かった漫画
さいごに、実際にKindle で購入して読んだ作品の一部を紹介します。
・チェンソーマン 1~11巻
1話無料で読んで、ぜったい好きだわ~と思って最後まで読んだらやっぱりめちゃくちゃ好きでした。
電子だからこそ気軽に読み始められたのは確かだけど、書店で実物のコミックスを見ると、うわーやっぱり紙でそろえたかったな!って思っちゃう。それぐらい絵が好きです。
モノクロでざらっとした紙の感触が、殺伐とした雰囲気にすごく合うんだよ。
アニメもふるえるほど楽しみにしている。
・中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。 1~3巻
志水アキ先生の京極堂しか勝たん。
これはスピンオフなのかな。
書店で見かけたとき、ちょうど1巻が品切れ中だったので、いつか読みたいと思っていました。
そのうちKindleで1巻無料セールが始まったので飛びついて、そのまま電子版で買いそろえました。
・天国大魔境 1~5巻
これこれ、これほんとにめちゃくちゃ面白い!
こちらも1巻無料だったので読んでみて、あまりの面白さにすぐ既刊分をぜんぶ買いました。
画面や描き文字が端正で、なんとなく藤子・F・不二雄先生のSF作品を彷彿とさせます。
5巻の段階ではまだまだ謎がすごく多いので、続きもとても気になっちゃうな。
【これから読みたい】
まだ読んでないけど、近々読みたいなーと思っている作品も、ついでにあげておきます。
・シオリエクスペリエンス
これは作画の方の絵がすーごく好きで、いつか読みたいと思っていたら、いつの間にかかなりの年月が経ってしまいました。
ずいぶん巻数も増えていたので、そろそろ読みはじめよう!と思っています。
・怪獣8号
話題になっていて、興味を持ちつつ様子見していたところ、
昔読んで大好きだった『ポチクロ』の作者さんだったことに気づいて、「ぜったい読むリスト」のなかに入りました。
※ポチクロ!すごいオススメです!!めちゃくちゃカワイイお話だよ!全4巻!
・東京卍リベンジャーズ
1巻無料で読んだらすごくおもしろかったし、キャラクター造形も好きだからぜったいハマりそうだけど、長いのでちょっと後まわしになっちゃってます。
・マイ・ブロークン・マリコ
面白いと話題になっていたので。
・カラオケ行こ!
面白いと話題になっていたので。この方は絵柄も好きそうだな。
読みたいものはいっぱいあるんだけど、なかなか時間と余裕が見つかりません。
精神と時の部屋(ただし肉体年齢は影響を受けない)があればなぁ・・・
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!