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・『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』木下龍也・岡野大嗣
追うべきはボールではなく夕暮れの小さな背中だったんだろう
短歌集。漂う不穏さとか焦燥感とか、なにか決定的なことが起きてしまった取り返しのつかなさとかが感じられてぞくぞくする。短歌でこういうこともできるんだな。スリリングな読書体験でした。
・『わが子ちゃん 1』峰なゆか
友人から借り本。マンガとしてもおもしろいし、これからお子さんが生まれるご家庭に各1冊ずつ配るべきなのでは!?と思った。
・『後ハッピーマニア 3』安野モヨコ
友人から借り本。好きでもうまくいかない・・・!絶望的に結婚に向いてない・・・!ってかなしい通り越して喜劇になっちゃうのがすごいよな。安野モヨコさんは絶妙に色気のある男性を描くのが上手だな〜といつも思いますがだいたいクズだったりわるい男だったりするからなんともいえない気持ちになる。尾行の話おもしろかった。