前回の記録はこちら
・『本日は、お日柄もよく』原田マハ
借り本。ものすごく読みやすくて、しかも先の展開がずっと気になって止まらなかった~!
原田マハさん初体験なんだけど、映像イメージが頭に浮かぶ文章だなと思った。当たり前のように、うるうる泣いた。
読了済で内容を知っている人ならわかると思うけど、ちょうど先月の参院選の時期の前後に読んでいたので、タイムリーで臨場感がありすぎたというか・・・なんともいえない気持ちになりました。
・『ブラッディチャイナタウン 1~6』杉本亜未
『ファンタジウム』や『アマイタマシイ』が大好きで、杉本亜未先生のファンなのだけど、ここ数年コミック新刊情報のチェックを怠っていたので、新作の刊行が始まって完結していたことを今頃になって知った・・・・・・
というわけで、慌てて読んでいる途中。
表紙の左側のキャラクターも男の子で、この二人が惹かれあうストーリーなので、BL要素があるともいえるけどそんなにがっつりではない印象。サスペンス要素のが強いです。
脇でいっぱい出てくるおじさんたちもいい。杉本先生が描くおじさんたち、好きなんだよな。
いいところで次巻に続いてるので、早く続きも読まなければ!
・『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ 1』藤田和日郎
「黒博物館」シリーズの新作だ~~! やった~~!! これは装丁の質感も含めて作品になっていると思うので、絶対に電子じゃなくて紙で欲しかった。
これからまだまだお話が面白くなるぞ~~~!!という期待を抱かせる1巻。続きがものすごく楽しみ!
でもシリーズ前作の『ゴーストアンドレディ』をとてもとてもとても大好きなので、それを超えるかどうかは今のところはわからないなぁ。
・『水上バス浅草行き』岡本真帆
短歌集。
ありえないくらい眩しく笑うから好きのかわりに夏だと言った
twitterで出会ったこの短歌に、鮮烈に一目惚れしてしまった勢いで購入。とても、とても良いです。
装丁もめちゃんこカワイイ~~~!!
告白の言葉が似ててそれからは銀幕越しにきみを観ていた
ここにいるあたたかい犬 もういない犬 いないけどいつづける犬
南極に宇宙に渋谷駅前にわたしはきみをひとりにしない
振り返す手よ生きていくことすべてまぶたの裏の消えない花火
・『魚社会』panpanya
借り本。panpanya氏の漫画を読んだあとの心地、すごい複雑な夢をみたけど内容をぼんやりとしか思い出せない、でも奇妙で面妖な雰囲気だけはいつまでも残ってる・・・といった感じで、ここでしか得られない味わいがある。
ただ、本書の場合は読むとヤマザキパンの「カステラ風蒸しケーキ」のことしか考えられなくなります。ううっ、「カステラ風蒸しケーキ」を食べたい。でも2022年8月現在はもう販売されていないらしい・・・かなしい・・・