「ゴールデンカムイ」(野田サトル著・集英社)27巻が発売されました。
読んだので、ざっと感想を書いておきます。
※ネタバレご注意ください
表紙の白石、めちゃめちゃかっこいいな~~~?
27巻まで来るとさすがにもう、白石由竹がものすごくかっこいい男であることは世間に広く知られているかと思いますが・・・
こうやって表紙でもそれを証明されてしまうと胸が熱くなるな。シライシ好きだ・・・
前回の表紙、9巻の飄々とした表情の白石も大好き。
シライシ好きだ・・・
27巻、これが「愛憎」かという、見本市みたいな激重感情の交錯のオンパレードで、すごくてすごかった。
月島の『はぁ?』が大好きだな。
キロちゃんの『殺してあげた』もすごかったな。
ソフィアが持っていた昔の写真を見たときの、鶴見中尉の真っ黒なシルエットも怖かったな。
話の展開上でも、鶴見中尉にじわじわ追い詰められてついに暗号解読の鍵を教えてしまうアシリパさん、というところで終わっているし、ついに「ゴールデンカムイ」というタイトルが物語内でも語られるし、
ほんとにいよいよ大詰め、感が強くなってきました。はあ~こわい・・・
房太郎VS杉元、杉元のめちゃめちゃ肉が詰まっていそうな脚の描かれ方がめちゃくちゃ好きだな。
房太郎も好きなので、ここでの退場は悲しかった。本当に王国を作ってほしかったな・・・。
白石だけは、最後まで死なずにいそうだなぁ・・・こんなにいろんな男たちを見送って、託されて・・・
サッポロビール宣伝カーで飛び出してきたときの白石の無の表情好き。
ビックリしてる猫が加筆されている・・・かわいい。
組み合っている相手が「菊田さん」だと気づいた途端、少年のような表情になる杉元・・・
これ、本誌で読んだとき衝撃だったな~。
たしかその時、Twitterか何かで「杉元が急にちいかわちゃんみたいになっちゃった」って言ってる人がいて、ワ・・・ほんとだァ~・・・とほっこりしてしまった。
ちいかわちゃん・・・
後半の鶴見劇場は、早くアニメで見たくてたまらないよ。
『これから教えてあげよう』とか、タイトル回収のくだりとか、鶴見中尉のセリフが軒並み大塚芳忠さんの声で聴こえてしまう・・・。
月島の安堵の笑みは、「聴きたい言葉を聴きたい」「信じているものをこれからも信じさせてほしい」というのがありありと出ていて、なんともいえない気持ちになってしまった。
もう、それしかないんだものな。月島には・・・
捕らわれて、心を揺さぶられ追い詰められているアシリパさんが、隣にいるソフィアを気づかい、鶴見中尉をも『こんな哀しい人』と形容しているの、並みの胆力じゃないしあらためてすごいと思うけど、やっぱりつらそうな顔を見るのは胸がつぶれそう。
28巻の発売は、順当にいけば12月ごろかな。
早くゴールデントリオを再会させて~
ゴールデントリオ、一生一緒にいて・・・。
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ここまで読んでくださって、ありがとうございました!