2022年6月22日に、ダンス&ボーカルグループ「学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)」の2ndミニアルバムが発売されました!
全8曲入り、「【ミニ】アルバムとは・・・?」と思わず疑問を抱いてしまうボリューム、
またしても新たなじゅねすの魅力を見せてくれる、満足度たっぷりな1枚でした。
毎度のごとくゆっくりペースですが、感想を、残します!!
音楽的な知識のない人間の感想なので、「違うよ」「そうじゃねぇよ」とお思いのところももしかしたらあるかもしれませんが、
あくまで個人の感想として、ご寛恕いただければ幸いでございます。
※歌詞引用 → 『 』
M1.Easy Peasy
フルで初めて聴いたのは、今年5月の4thライブツアー最終公演が終わった直後のエンドロールで。ライブの感動の余韻に打ち震えながら、「なにこれ・・・め・・・めっちゃいい曲・・・」とペンライトを振ってたのをいまだに覚えているぐらい印象深かった。
5人それぞれの歌声の魅力が本当に良く出ていると個人的に思う。まさに次元の狭間をたゆたうような蓮くんの歌い上げ、優しく語りかけてくれる勇仁くんのハミング、進化を続け新しさをもたらす優輝くんのラップパートとメロディーパート、陽介くんの『You can』のまろやかなバリエーション、2番Aメロに差し込まれる将綺くんの声の透明度、どれもこれも痺れる。
勇仁くんのパート『時空を超えて遊ぼう』の『遊ぼう』のところ、音色にそこはかとなく怖さが感じられてすごく好き。ちょっと和製ホラーっぽくないですかね・・・?
『疲れたときはおいで』『そっちに行くよ』『逃げてもいい』って、ずっと優しい言葉をかけてくれてるのに怖い。『悩みのない世界』って、たぶんこの世には存在しないから、そんな世界に行きたいけど行ったら最後戻れなくなりそうで・・・・・・いや、戻れなくてもいい、のか? じゅねすがいざなうこの曲の世界からもう抜け出せない。
【MVについて】
面白いことに、曲だけを聴いていたときとこのMVを観たときとで、曲から受ける印象がだいぶ違うんですよね。MVはほんとに「やりたいこと全部のせ」した感があって(笑)、映像はもれなく美しいし、いろいろと想像を膨らませられるし、メンバーの演技も見られるし、3次元も2次元もあるしで幕の内弁当感がすごい!
冒頭から仮面をつけた超絶イケメンの人が鎖でつながれたりしているので、初見の方が「!?」となってじゅねすに興味をもっていただけたらとってもうれしいな。
このMVの将綺くん、とても物静かそう・・・・・・(ここからただの妄想)普段は気さくで友達からの人望もあついけど気づいたら教室の一番後ろの席でひとりで窓の外とか見てそう・・・異界からの声に呼ばれて連れていかれそう(小野不由美の「魔性の子」みたいなやつ)・・・クラスメイトがふと後ろを振り返ったらいなくなってそう(そしてカーテンだけが風にひらめいている)・・・いやだ・・・行かないで・・・(泣)
(妄想終わり)
M2.My Side
人生のBGMにしたいぐらい、本当に本当に好きな曲。明るくて、晴れ晴れしていて、なのに時々ちょっぴり泣けてくる。歌詞にあるように、『最高の日でも最低の日でも』いつもそばに置いておきたい。
ストリングス(って言ったらいいのかな?)、すごく独特な気がして、インストバージョンだけ聴くと主メロディーがどんなものなのか一切想像できなかったりする。でもじゅねすの歌声と合わさることでめちゃくちゃ・・・メチャクチャ良い感じになるのがすごい〜〜〜!!(語彙の貧しさに絶望)特に2番サビあたりから目立ってくるギターの音とか・・・泣けます。
【MVについて】
冒頭、こちらに向かって歩きながら笑いかけてくれる陽介くんの眉毛の上げ下げで一気に心を掴まれること間違いない。5人そろったときの仲良し感、楽しそう感、幸福感、無敵感、聴く者の心によりそってくれる感、何もかもが素晴らしい最高のMV。朝日から夕暮れまで、一日かけて撮影されたという時間の流れも感じさせる映像、これもまた『I will stay by your side』であるといえるのではないか・・・。(何言ってるかわかんなくなってきた)
1番の勇仁くんのパートで、一瞬だけあらわれて飛び跳ねながら画面外にハケていく優輝くんが個人的にお気に入りです。妖精さん? 将綺くんをポカポカ叩いている蓮くんのカワイさもすごい。
M3.雲の切れ間
初めて聴いたとき、「めっちゃ良~~~~~!!!」って心のなかで叫んで突っ伏しちゃった(近所迷惑なので声に出すのはガマンした)。
君と2人でいると世界が輝いてみえるよ、という正統派ストレートなラブソングで、いわゆる「じゅねすならでは」「じゅねすにしか歌えない」的な曲ではないと思うし、歌割りももっと冒険するパターンもアリそうだけど、この本当に正統派でわかりやすい、それこそストレートな歌割りが曲調にも合っていて5人の良さも表れていて本当に素敵・・・名曲!!
とにかくこの歌割りが大好きなので、長くなるけど歌詞引用失礼します。やっぱ王道っていいものだよな〜。
嫌いじゃない 不機嫌な空 / 傘を広げて 肩を寄せた
ノイズじゃない 弾む雨音 / 心躍って君を見てた
その瞳も 白い頬も / すべてが宝石みたいだね
柔らかな手 つないだなら / このまま離さないで
勇仁くんと将綺くん(卍ブラ*1)が交互に歌うAメロとBメロ、安定というか、盤石というか、間違いないでしょみんな大好きでしょ!!!な始まりに、
雲の切れ間から 射す光 / Hu-hu-u Hu-hu-u
サビ前のCメロでの蓮くんパート、声質も相まって本当にまさしく「切れ間から射す光」すぎる。天才・・・最高・・・
君と僕の愛のカケラ / パズルのように つなぎ合わせて
恐くないよ 二人でいれば / 眩しいくらいに 世界は輝くから
そしてサビは陽介くんの天使ボイス、最高にならないわけがない・・・ひたすら堪能したのち、
そのままでいいと 君は言ってくれたけど / このままの僕じゃ 不安で仕方がないんだ
意味を忘れたくないから / 君を好きでい続けたいよ
Give me up なんて言われないよう / 君を守りたい
陽介くんのサビ終わりからこの2番Aメロへの流れ、めちゃくちゃ聴き心地がいい、すんごい心地よい。1番の流れからふわっとまた違う新しい風が吹いてきたような、優輝くんの優しい優しいラップに全身が浄化される・・・
そしてふたたび卍ブラのBメロへ・・・・・・やばい、この曲、聴きどころしかないぞ。
M4.予報通り、雨。
仲川蓮ソロ曲。(作詞作曲・仲川蓮)
レンナカガワ、本当に才色兼備だった。8曲の中でもダントツで耳に残るし気が付いたら口ずさんでるし、中毒性がすごい。一声目『ねぇ』からもうダイレクトに脳髄に刺さる。『ママにもパパにも聞いたことない/燈の点け方 教えてくれないか』という歌詞、子どもっぽさと大人っぽさとの共存にひとつまみの妖しさも感じられて大好き。
「ボカロみたいな曲を作ってほしい」というオーダーを受けて(インタビュー記事参照)本当にボカロみたいな曲を作れる器用さもすごいし、それを自分自身で歌って完成させてしまえるのもすごい。仮面をつけた3次元の本人の姿も、まるでボーカロイドのようである・・・。ガチャガチャした間奏部分の雰囲気もたまらなく好き。
M5.僕らのNew Day
相沢勇仁ソロ曲。
こんなに朝が似合う歌、他に思いつかないぐらいキラキラの陽光に満ちあふれた一曲。晴れた日の海岸沿いをドライブするときのBGMとしてまさにうってつけ!
特にサビの開放感と心地よさといったら・・・勇仁くんが公式LINEのタイムラインを更新するとき、いつもくれる「皆おはよ~!」の挨拶の声が、今にも聴こえてきそうじゃないですか。いつも前向きで優しくて思いやりをくれる勇仁くんにぴったりの曲だし、10年後・20年後の勇仁くんにも歌っていてほしいなと思う。年齢を重ねれば重ねるほど、素敵になっていきそう。
M6.ヨルガオ
内田将綺ソロ曲。
曲をもらったときに「禁断の愛の曲です」と言われて「俺、そんな柄じゃないですよね」と答えたエピソード(インタビュー記事参照)からしてもう好き。「魂が抜けたような歌い方をしてほしい」というディレクションによって、いつもの将綺くんからパッションを取り払った、まったく違う歌唱になっているのが聴きどころ。イントロもアウトロもすごく短くて、曲自体も朝になれば忘れたくないのに消えてしまう儚い夢のよう。
すべて個人の感想ですが、いつもの「内田将綺」の歌声が、聴く者の精神を青空通り越して宇宙まで飛ばしてしまう声だとしたら、この曲の歌声はもっと至近距離の肌感覚でぞわぞわくるっていうか、あのね、ドキドキします! 将綺くんの「無垢」に触れているような気がしてしぬほどドキドキする!! 助けて!!!!!
ということなので、私には冷静な感想はとても残せません、申し訳ございません。
M7.Scene
星野陽介・仲川蓮デュオ曲。(作詞作曲・仲川蓮)
じゅねす史上最もアダルティな一曲(『ピンク映画』なんて言葉が歌詞に出てきてびっくりした、今の若者も知ってるんだろうか)。蓮くんのディレクションにより、陽介くんもいつもとはガラリと違う歌い方をしている。この曲に登場する陽介くんが私はすごく好きなので、こういうテイストの陽介くんも今後もっと見てみたい。曲の主人公に憑依して歌うの、得意分野なんじゃないかという気がする。同じ盤に収録されている「雲の切れ間」との温度差がすごすぎて、じゅねすのことを知らない状態で聴いたら同じ人の声だとは気づかなかったかもしれない。
蓮くんのラップパートも鮮烈。あとピアノ、めちゃくちゃ渋い。終わり方とか特に。(友人はこの曲のこと「にっかつロマンポルノ」って形容してたな・・・なんかちょっとわかる)蓮くんの多様な作家性と陽介くんの新しい引き出しを見ることができた異色作。
M8.Chilling Day
南優輝ソロ曲。
バラエティ豊かだったこのミニアルバムの終わりを、または今日という一日の終わりを締めくくるのにふさわしいチルなラップ曲。南優輝という人間をそのまま表したような、生真面目さとすべてを包み込む優しさが、作詞にも携わったという自分の言葉で語られて、聴く者の心をふっ、と楽にしてくれる。優輝くんが歌うからこの曲はこの曲になるんだね、と当たり前のことをつい言いたくなる。
ポエトリーラップの部分も大好き。『背負い込みすぎんなよ』のところ、メンバーの中では持ちギャグの一つになってたみたいだけど(笑)、へとへとに疲れ果てたときに聴いたら泣いちゃうかもしれない、それくらい優しさにあふれてる。今日はこのまま眠りにつこう、明日もきっと笑える。
まとめ
ジャケットもめちゃくちゃかわいい、3形態ともロボくんの表情が違っててかわいい、別ロボ(人)なんだね
さあ今回も、好き勝手に感想を書いてしまいまして、すみませんでした。
ほんとに素敵なミニアルバムなので、1人でも多くの人に聴いてもらいたいな、
と思って、レビューのようなものを書こうとがんばるのだけれど、
ひとりよがりな感想モドキ以上のものには、どうしてもならない!(笑)
でも、自分の「好き!」「これ良い!」を文章に残すことはできたので、満足です。
そうこうしているうちにも、じゅねすはもう次のステージに向かっていて、
この2022年8月より5ヶ月連続での配信シングルリリースが決定し、
既に第1弾の新曲「アールビーワイ」が絶賛配信中です!
本日公開されたてホヤホヤのMV、全編アニメーションでむちゃくちゃカワイイから見てくださいな
じゅねすの魅力がいっっっっぱい詰まったかわいい楽曲なのでたくさんの人の耳に届いてほしいし、
来月以降の新曲も今からとっても楽しみ!!!
これからも、学芸大青春から目が離せません。
全編2次元のVRライブが8月21日にあるのでこちらもチェック!!!
今週末8月21日(日) 19:00開演🎤
— 【公式】学芸大青春(ジュネス)🎤3周年記念ライブ開催決定!! (@GD_Junes) 2022年8月19日
VR LIVE 2022 SUMMER 開催!!🎉
2020年5月以来の"全編2次元"ライブ!!🌸
チケット好評発売中!!🎟️
公演情報はこちらをチェック!!✨
▷https://t.co/4A4nNSIT1v#学芸大青春 #じゅねす #じゅねすVR #VARK pic.twitter.com/tBM6gXvtvy
2ndミニアルバム関連のインタビュー記事まとめはこちら
2ndアルバムの全曲感想はこちら
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
*1:将綺くんと勇仁くんがYouTube企画でコンビを組んだときに自ら付けたコンビ名「ドSEXY卍ブラザーズ」の略称。読み方は「まんぶら」。